ジェネラル・トシェボの町からの日食を観測するために、日本人は380000円払った。
古い日本の伝説によると、「アマテラサ」の女神は昔々、人々を怒って洞窟の中に隠れた。彼女が出て来るために、歌い踊る人々が大きい鏡を持って来て洞窟の入り口に捧げた。
鏡の輝きと人々の騒ぎにより、最後には「アマテラサ」は好奇心で洞窟から覗いた、そして、日食は起こった。
しかしながら、現代の日本人はそのような伝説を信じない。
また、日本人は8月11日に大災害が起こるという「Pako Raban」の予言を信じていない。
昨日、ジェネラル・トシェボの町の技術的な高等学校の校庭では、５５人の日本人のグループが望遠鏡と特殊なカメラで日食を観測した。
グループ・リーダーの「カツヤ・イシタカ」(日本のNational Astronomic Associationのメンバーである)は、彼らがそれぞれ約3500レフをブルガリアに来るために支払ったことを我々に語った。
グループは飛行機で１５時間かけ、モスクワを経由して東京からバルナまで旅行した。
これは「イシタカ」が観測した多くの日食の1つである。
彼は1987年以来、ベネズエラ、メキシコおよび他の国と北海道からの日食を観測した。
ブルガリアと北海道の自然はほとんど同じである。
これは日本人が日食を観測するためにジェネラル・トシェボを選ぶ理由である。
イラン、イラク、トルコも日食を観測するのに適した場所として選ぶことができた。
しかしながら、そこは暑さが激しいので、それがブルガリアを選んだ理由である。
「イシタカ」は、来年ピークとなる太陽活動のため、より面白い観測が出来ることを期待している。
２分間の皆既日食を観測するときに、太陽を観測するだけでなく、湿度や温度も調べていた。