□2007/11/25(日):暑い夏、寒い冬

今年の夏は暑かったが、こういう年は冬は寒くなるってな話しを聞いていた。
たしかに、この3連休は寒く、日本海側は大雪になっているらしい。

各地のスキー場の情報を見てみると、もうオープンしたスキー場もあるようである。
金曜日の東京の天気はまるで真冬で、真っ青に晴れた空に冷たい風がビュービュー吹いており、「こういう日は、家の中でチンマリしているのが一番」といった雰囲気だった。
ところが、そういう日にかぎって親父から電話があり、「なんでも、お前の家の方の田無とかいう所で、江戸の大道芸があるそうだから見たい」などと言う。

ようやく仕事も一段落したところで休みもとれたし、「まぁ、イイでしょう」と、付き合う。

田無1

田無神社というのは、田無駅から歩いてもそう遠くない旧青梅街道沿いにある。
地所としてはそう広くはないのだが、どうやらかなり由緒のある神社らしいことが書いてある。
「江戸の大見世物小屋」という看板がなかなか威勢が良い。
境内には元横綱の大鵬親方の命名した土俵まであった。

その土俵の脇に目当ての「見世物小屋」がある。

田無2 田無3 田無4

「恐怖の鶏男」とか「ろくろ首」、「ヘビ女」とか「クモ女」なんぞが、なんとも言えない絵で書いてあって、なかなか面白そうである。
ところが、そう思う人が多すぎて、ナント1時間も行列しなければならないほどである。
親父は最近足が弱ってきており、「こんなんじゃダメだ」と、ガッカリである。

「まぁ、オレが待っているから、その間は喫茶店にでも行ってたら?」とか、いくつか提案してみたが、なにしろ気が短い江戸っ子なのでトットト帰ってしまった。

銭湯へ行くと、ニュースでやっていた「ミシュラン」の格付けの本が売れているという話題で盛り上がっている。
盛り上がっていると言っても、その本が欲しいとか、三つ星の店に行きたいという話題なのではなく、「どんな人がその本を買うのだろうか?、その本を買った人は、実際に行くのだろうか?」という話題なのである。

ニュースの内容としては、まったくバブルの頃のニュースと同じなので、やはり景気は良い雰囲気があるのだろう。
一緒に仕事をしている28歳くらいの男性が最近4000万円くらいの高層マンションを買ったという話しをしていたし、すくなくとも「お先真っ暗」とか、「何か悪いことが起こりそう」という雰囲気はなくなってきているのだろう。

本人は「これで35年間は家のために働き続けなければならない」ってな憂鬱な顔をしていたが、べつにマンションを買わなくても、住む場所と着るものと食費は生きているかぎり必要になるわけだから同じである。
まぁ、賃貸の方が変更が楽だというだけの話しで、支払う金からすると、金利の低いうちに自宅を持った方が得なはずである。


□2007/11/18(日):木枯らし

今日は、昼間は結構暖かかったが、夕方の何時頃だろうか?、急に風が吹き出して寒くなった。
天気予報で、日本海側は雨から雪になると言っていたので、西高東低の冬型の気圧配置になったのだろう。
家の側にある用水路沿いの木々からは、どんどん枯葉が落ちていて風情があるのだが、どうも「掃除がタイヘンだ!」というのが先に頭に浮かぶのでヨロシクない。

先ほど銭湯の帰りに空を見上げると、冬の星座のオリオン座と昴がよく見えた。
家に帰って双眼鏡を持ち出してホームズ彗星を探すと、すぐに判る。
ただ、通常の彗星と異なり尻尾を長く伸ばした形ではないので、頭の中にある彗星のイメージとは異なる。

銭湯のロビーでは石油ストーブを使いだしたが、主人は「今日、灯油を買ったら18Lで1680円もしたんですヨ〜、もうやってられません!!」と愚痴をこぼしている。
なんでも、来週からは1780円に値上げすると通告されたらしい。
3年くらい前にはたしか800円くらいだったのだから、とんでもない値段である。


□2007/11/17(土):ガタガタ

今年はやはり暖かい感じである。
11月になっても、暖房が欲しいという日があまりなかった。
さすがに今日は暖房が欲しいと思った。

一年前から参加しているプロジェクトは、いよいよ佳境を迎えており、今日は、現場担当者への説明会があった。
何時もの事ではあるが、だいたいこの時期に「こんな場合はどうする?」というのが出てくるのである。

設計している最中は「こんな場合の対処のために、こういう設計にしたい」と言うと、「そんなことはありえないから、不要です」と言っていたのに、いよいよ現実の場面になると、「どうすりゃ良いの?」と言い出すのである。

「有り得ないって言ったじゃないか〜」と言いたいのだが、それを言うとお仕舞いになってしまうので、「こういう場合は、こうやって、あ〜やって」と、こねくり回す。
ドッと疲れるのである。

昼休みには気晴らしに日比谷公園を散歩する。
さすがに紅葉も進んできて、鶴の噴水の池は良い雰囲気である。

日比谷1

池のほとりのベンチでタバコを吸っていたら、やたらに涸葉が落ちてくる。
見上げると、スズメが枯葉をつついて落としているのである。
スズメも遊ぶのだろうか?

肩の調子は良くなったのだが、今度は足首が痛くなってしまい、歩くのが辛い。
仕事も体もガタガタという雰囲気である。


□2007/11/11(日):五十肩

数週間前から、どうも肩が痛い。
なんだか腕が重いような感覚があるのである。
そして動かすと背中から肩にかけて痛みがある。

友人に話すと、「そいつは五十肩だヨ」と言うのである。
まぁ、確かに年齢は50を過ぎているのではあるし、最近はとうとう遠近両用眼鏡になってしまったし、完璧な中年なのではあるが・・・・。
しかし、まだまだそういう病気とは無縁かと思っていたので、どうも気分が悪い。

できるだけ腕を動かしたりしてみるが、どうも、なかなか良い雰囲気にはならない。
そこで、以前薬屋さんの仕事をしたときにもらった張り薬を貼ってみた。

オドロイタことに、これがまた良く利くのである。
寝る前に貼ってみたのだが、朝起きるとほとんど感じないくらいになっている。
張り薬なんぞはバカにしていた部分があるのだが、どうしてどうしてバカには出来ないのである。

子供の頃に、母親に貼るのを手伝わされたりして、「こんなもんを貼って気持ちが良いのだろうか?」なんぞと思っていたのだが、まさか自分がそんなもんを貼るようになるとは思わなかった。

銭湯に行くと、この一週間の話題はどうしても民主党の小沢氏の話しになる。
銭湯の主人は、細川内閣時代に、とある通信社に勤めていたマスコミ関係者だったので、なんとはなしに小沢氏びいきのところがあるのである。
私が何時も小沢氏のやっていることを若干からかうと、ちょっとだけムキになったりするのである。

さすがに今回の辞任騒動では、私が「今回はどんな戦術なのかネ?」と言うと、「ウ〜ン」と、しぶい顔をしていた。
「もしかすると小沢氏は、自民党に戻りたくてしかたがないンじゃないの?」と、言うと「まさか!」と不定するのだが、以前の元気はない。

「次の民主党の党首は誰がなると思います?」と言うので、「前原氏か、誰も知らないような若手か、どちらにしても捨て身の人事だね、アンタはどう思う?」と聞くと、「私も誰もいないような気がする」と、弱気になっている。

民主党の党首に返り咲いた日に、「小沢氏もヤキが回ったネ、こんなみっともないことをしたら、民主党も終わりじゃないの?」と言うと、ようやくちょっと元気になったようで、「イヤイヤ、これでなんとか持ち直すと思いますヨ」と、なんだかヤケッパチな雰囲気である。


□2007/11/04(日):航空際

昨日は数年ぶりで入間基地の航空際に行った。
午前中は雲がかかっていたのだが、昼頃には青空も見えてきて、ブルーインパルスの演技の頃にはけっこう良い雰囲気になってきた。

私は数年に一回のペースでしか見ていないのだが、展示飛行は年々地味になってきているような気がする。
今回も戦闘機の展示飛行は一回もなかったし、ブルーインパルスの飛行もT-1の頃に比べればなんとなく地味な印象である。
T-4練習機のブルーインパルスは、音が静かすぎて迫力がイマイチに感じるのである。

C-1の落下傘降下とか、ヘリコプターでの救助訓練はなかなか迫力があるのだが、やはり、戦闘機が飛んでくれないと欲求不満になるのである。

今回はビデオの用意が出来なかったのでデジカメを持って行ったのだが、普段動く物を写さないので腕が悪く、タイムラグで上手く写すことが出来ない。
そうとう前にシャッターを切っているつもりなのだが、どうも気が急いているせいかタイミングが合わない。
やはり動くものはビデオが簡単で、私のような横着者には最適である。

F-4ファントム、F-15イーグル、F-18ホーネットがあったので、待っていれば基地に帰るための離陸は見られたのだろうが、今回はちょっと用があったので帰った。

入間1 入間2 入間3 入間4

今日は車で都心の方へ出かけたのだが、ガソリンの値段が148円/Lとかで驚いた。
ニュースでは、原油価格が90ドル/バレルを越えたとか、ガソリンの値上げをするとか聞いていたのだが、現実にこんな値段になるとちょいと驚くのである。
数ヶ月すると、ガス、電気、物価に影響が出てくるのだろう。

去年から灯油を使わなくなっているので、灯油の値段は知らないのだが、そうとうの値上げになっているのではなかろうか?


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