□2012/04/29（日）：伝法院庭園
今日は天気も良く、けっこう暑くなって日向を歩くのが辛かった。
母親は腰の調子が良いらしく、出かけたがる。
そこで、前々から行きたがっていた浅草のマルベル堂（ブロマイド専門店）へ行った。
浅草寺の雷門はすごい人出でビックリである。
マルベル堂を出て浅草寺をお参りすると、東日本大震災の義援金を集めるために、浅草寺の大絵馬の展示と伝法院の庭園が有料で拝観できると出ていた。
伝法院の庭園は、以前ブラタモリで見たことがあるだけだったので、こりゃぁ入らねばと見学した。
この庭園は普段は一般に開放していないだけあって、非常に綺麗で手入れもよくされている。
池の周りの回遊路は、けっこう高低差がとってあり、場所場所で眺めの印象が異なる。
庭園の出口付近では、浅草寺の五重の塔とスカイツリーが微妙な位置関係に見える。
隅田川の水上バスも、今日は満席である。
□2012/04/28（土）：人身事故
今日は天気がマァマァ良かったので、洗濯やらなにやらをやって昼頃に親の家へ行こうと電車に乗った。
私は車内ではIPodで音楽を聴きながら文庫本を読んでいるのだが、とある駅のホームにさしかかったときに、なにやらゴンゴンゴンと私が向いている反対の方で音がした。
なんか嫌な感じがしたので振り返ると、皆もなんか不安そうな顔で後方の方を見ている。
どうやら何かに接触したようなのである。
しかし、電車は通常の走行で駅に停車してドアも開いたし、警笛も鳴らなかった。
ただ、何かが起こったという感覚は強かったので、ホームに出てみると、かなり後方で人だかりが出来ているようである。
私が乗っていたのは先頭から３両目だったので、かなり距離があるのだが、野次馬根性が強いのでまずは見に行った。
電車は停車したままになっており、なかなか発車しないのをいぶかしがってドアから顔を出して後ろを見ている人も多かった。
どんどん歩いていってほとんど電車の後ろの方へ来た時点で、現場が見えてきた。
かなり太った体格の男性が倒れており、足がガクガクと動いている。
一瞬、たいしたこと無いのかな？、と思ったのだが、次の瞬間ギョッとした。
足が動いているのは、介抱している人が馬乗りになって心臓マッサージをしているためで、ホームには頭から流れ出た血が川のように流れている。
そのうちに数人の駅員がビニールシートを持ってきて回りを囲って見えなくしてしまった。
私としては、そうしてくれた方がありがたい。
わざわざ見に行って「嫌なものを見てしまった」というのは不謹慎なのだが、怖いもの見たさとか、どうにも矛盾しているので我ながら困ったものである。
だいぶ時間が経った頃に、別のホームに電車が入ってきて乗り換えてくれという放送が流れた。
どうやら事故を起こした車両は、そのままになるらしい。
しかし、ものすごく混んでいるので私はパスした。
私が気になったのは、何処に接触したかということである。
警笛が鳴らず、非常ブレーキもかからなかったので運転席よりは後方だと考えられるのである。
私が接触した音を聞いたのは３両目なので、その近所だと思ったのである。
車両を見ながら先頭の方へ行くと、２両目のドアのわきと窓にまさしく接触の跡がなまなましく残っている。
高さは低く、ホームから１ｍちょっとくらいな感じで、おそらく倒れながら接触したンじゃなかろうか。
□2012/04/25（水）：核実験
ロケットの発射に失敗した北朝鮮が核実験の準備をしているらしい。
実際はロケットの発射に失敗したから核実験をやるわけではなく、元々核実験はする予定だったと思うのではあるが・・・・
それにしても韓国との間の非難合戦はちょっとしたものがある。
「報復の聖戦」だとか「ソウルの全てのものを吹き飛ばす」だとか、ちょっとやりすぎなんじゃないの？といった感じである。
もっとも韓国もまけていなくて「巡航ミサイル」の訓練を発表したり、ちょっとおとなげない。
言葉だけの戦争なら「いくらでもやって下さい」で済むのだが、あまりエキサイトして長引くと、なんらかの偶発事故が大きくなってしまう場合があるので危険である。
しかし、先日発表された金正恩氏が演説している画像にはちょっと驚いた。
原稿はまったくの棒読みで、しかも体をクネクネと動かしながらしゃべっているのを見ると、「こりゃぁ、ちょっとアブナイんでないかい？」と思うのである。
インドでもミサイルの実験をしたし、まけじとパキスタンでもミサイルの発射をした。
アジアはまだまだ不安定なのである。
石原慎太郎氏が尖閣諸島のいくつかの島を買うようなことを言っていたが、早いところ自衛隊のレーダーサイトでも作っておかないと、何が飛んでくるかわからないンじゃないだろうか？
□2012/04/22（日）：倒産
神田川沿いの桜（染井吉野）はすっかり散ってしまい、今は左の写真の八重桜が満開である。
右の写真は千駄ヶ谷の駅のホームから見た新宿御苑方面で、菜の花が満開である。
この線路際の菜の花畑の中を、時々黒いネコが散歩していたりするのである。
銭湯へ行くと薬湯をやっており、今回はローズマリーで、お湯はまるで緑茶のような透明で綺麗な薄いグリーンで良い香りである。
「こりゃ快適だ！」と長湯をしていたら水道屋が入ってきた。
私の顔を見ると「オレの会社がつぶれちゃって、無職になっちゃったヨ〜」などと言う。
何時もオーバーワーク気味に仕事をやっているのを聞いているので、なに冗談言ってるのかと聞いているとどうやら本当なのである。
どうやら、しばらく前にやっていた仕事で代金が未払いのまま倒産してしまったマンション業者がおり、それも複数あって、かなりの損害を出していたらしいのである。
一応運転資金は回転しているそうなのだが、かなり苦しくなってきたようで、社長さんが「まだ余裕のあるうちに会社を解散しよう」となったそうである。
今やりかけの仕事が終わったら本当に失業らしい。
彼はかなり腕の良い職人さんだし働き者なので、「アチコチから（来ないか？）って言われてるンでしょ？」と聞くと、「確かにあるンだけど・・・・あんまり行きたくないンだよネ〜」と、浮かない顔をする。
「なんかさ〜、厚生年金は入れるし、健康保険もバッチリだし、給料も今以上は出すって、なんか話がウマすぎンだよネ〜」と、かなりナーバスになっているようである。
「筆無精さんだって、人を雇うときは上手いこと言うンでしょ？」などと言うので、「そりゃぁ、雇うほうからすれば（貴方が入ってくれれば私がバラ色だ）と思うから、（うちの会社に入れば未来はバラ色だよ〜）なんて言いますよ」と言うと、「ほらやっぱり、こき使うつもりなんだ〜」と、ウンザリした顔をする。
私が「だけど、本来仕事なんてそんなもんですよ〜、楽な仕事をやっていて潰れるよりは、キツイ仕事をやって安定してた方が良いンじゃないですか？」と言うと、「なるほどネ〜」などと言う。
帰り際に奥さんとロビーで話をすると、「何時も（こんな会社何時でも辞めてやる）なんて言っていたのに、会社が無くなるって聞いてすごく焦ってましたよ」などとキツイことを言う。
私が「イヤイヤ、普段はどう言ってようと、男にとってはまずは仕事ですから、それがおかしくなったら誰でもビビリますヨ」と言うと、「そんなもんなのかしらネ〜」と、なかなか理解しがたいようなのである。
□2012/04/18（水）：ロケット発射
１３日の北朝鮮によるロケット発射騒動の損得勘定はどうなのだろうか？
一番損をしたのは今回は北朝鮮だろう。
世界中のマスコミにあれほど公表して宣伝しまくって失敗ということでは、おそらくトップレベルの人達はガッカリなのだろう。
次に損をしたのはおそらくアメリカで、２月に食糧援助の約束をしてすぐにこうなったとのは、ちょっとミットモナイ感じで、アングロサクソンが一番嫌う「マヌケに見える」という状態になってしまったのである。
次はおそらく中国で、援助はせなならン、そのくせ言うことは聞かない、それなのに色々な国から「北朝鮮がこんなにやり放題なのは中国が甘いからだ」というようなことを言われて困っているのだろう。
日本は今回「探知出来なかった」とか、「発表が遅れた」という、相変らずの問題続出である。
しかし、本当のところはどうなんだろう。
韓国とアメリカの発表からちょっと計算してみた。
北朝鮮の発表によると発射は午前７時３８分５５秒。
韓国海軍のイージス艦は間もなくレーダーで追跡を開始した。
韓国国防省によると、７時４１分１０秒にミサイルは高度７０．５キロで２つに分離。
爆発とも推定されるが、第１、２段部分が分かれた可能性もある。
２つとも上昇を続け、発射から４分後に韓国領の白●（＝領の頁を羽の旧字体に）島上空１５１．４キロの高さに達してから、下降し始めた。
この情報で、爆発までの性能はどんなものかちょっと概算してみると、発射（速度、高度０）から135秒で高度70.5Kmまで到達している。
平均の速度は522m/sで、時速にすると1880Km/h、最終速度は1044m/s、時速3760Km、平均の加速度は7.74m/s*2である。
途中で爆発したので到達した高度は低いが、加速は日本のH2A（3.27m/s*2）よりかなり早い。
まぁ、加速が早いというのはロケットというよりミサイルに近いということだが・・・・
次に、高度から探知可能な範囲を概算してみる。
地球の半径を6370Kmとして、レーダーなので光と同様直進するとして、イージス艦のレーダーの海面からの高さを15mと仮定（全くのあてずっほう）する。
高度は151.4kmなので見通し距離は1420kmとなる。
そしてナンジャラ島の上空ということだが、私の持っている地図ではどこだか判らないので、まぁあてずっぽうでソウルの沖とすると、だいたい沖縄本島で水平線ギリギリなので、石垣島の近辺ではぜんぜんダメで、北緯30度以北に展開しないと探知出来なかったのではないだろうか？
□2012/04/16（月）：一流と超一流
数日前に結婚詐欺と殺人の疑いで逮捕された女性の裁判があった。
なんでも、すごい数（３０人以上という報道もあった）の男性からお金を貢がせて優雅な生活をしていたらしい。
ところが、結婚詐欺なのにその女性がデブで不細工でビックリなのである。
その裁判を傍聴する女性が多くて、テレビでもインタビューが多かった。
たいていの女性が「太っていて不細工なのに、どうして〜？、なんで〜？」といった感じで、興味津々とか、納得出来ないといった感じである。
たしかに、普段テレビのＣＭなどでは「もてる為に痩せましょう、肌を綺麗にしましょう、年齢を若く見せましょう」と言い続けており、それを信じて努力している女性が多いのである。
ところが今回の事件の木嶋被告を見ると、今までの努力はもしかするととんでもない勘違いかもしれないと思わせるものがあるのである。
なにしろ月に１５０万円は使っていたそうなので、年間１８００万円、バブルが崩壊しているのにそんな生活を続けてこれたのである。
良い悪いはともかく「こりゃスゴイ！」と思わざるを得ないのである。
結婚詐欺事件というと、私はすぐ思い出す事件があるのである。
私がまだ学生だった頃だから３０年以上前に、「ウィークエンダー」という番組があり、その番組の中の「ニュース三面記事」というコーナーで、とある女性の結婚詐欺師が捕まったというものがあった。
今回の木嶋被告と同じように、数十人の男性からとんでもない金額を巻上げていたそうなのである。
そして、その番組の中で詐欺にあった被害者数人のインタビューを流したのであるが、その人達の感想がふるっていたのである。
「イヤー！、良い女だった」とか、「出所したらまた会いたいな！」とか、コメンテーター達は「この男どもはバカか！！」とか、「全く救いようが無い！」とか、呆れ顔だったのである。
まぁ、そういうことを言う男のインタービューだけを流したのだろうが、ともかく詐欺だと判っていても喜ぶほどのものがあったようなのである。
番組の司会者が最後に「詐欺にあった被害者が恨まないンだから、超一流の詐欺師というものかもしれませんね」などと言っていたのである。
今回の木嶋被告は金額は大きくて一流かもしれないが、結局殺人まで行ってしまったのだから、詐欺師としては残念な人なのだろう。
□2012/04/13（金）：また同じような・・・・
今朝、そろそろ出かけようかと思いながらテレビのニュースを見ていたら、ニュース速報で「韓国の軍関係者が北朝鮮がロケットを発射したと発表」と出てきた。
その後すぐに「アメリカの高官もロケットを発射したと発表」という情報も流れた。
アメリカのテレビ局も番組を全て切り替えたというので、ＣＮＮを見てみると確かに北朝鮮のロケット発射の番組である。
それから数分するともう「発射はしたが一段目の切り離しに失敗してバラバラになったらしい」と言い出した。
日本のテレビはというと、どこの番組も「韓国からの情報では」とか「アメリカの情報では」というばかりで、日本の発表は「一部の報道では発射したと言っているが、日本では確認していない」と、言い続けていた。
それを見ながら、３月１１日の大震災の日の報道を思い出していた。
大震災の日、夕方頃には福島原発が電源喪失をしてしまったという情報が流れていた。
すると、外国の放送局はみんな津波よりメルトダウンの可能性の方に関心が移ってしまい、日本の放送局とのずれが大きくなった。
今日も、外国の放送局はみんな「北朝鮮がロケットを発射し、失敗して破片が海に落ちた」と言っているのに、日本は「確認していない」といい続けていた。
各放送局は当然ながら「アメリカが言ってるンだから確かでしょう」のスタンスだった。
予定どおりに打ち上げてくれたのにうまく報道出来なかったのは、なんといっても「失敗するとは想定外だった」ということなのだろう。
夜のニュースを見ていたら、全国瞬時警報システムというものがあるらしいのだが、今回は作動させなかったそうで、その理由が「危険が無いことがわかったので使わなかった」ということである。
こういう言葉が危機管理をする人から出てくるとガッカリしてしまうのである。
ネガティブ・レポート（異常なし、とか、変化なし、とか、問題なしとかの報告）の重要性は危機管理ではよく言われるのである。
□2012/04/12（木）：ミサイルは何時？
北朝鮮が予告したロケット発射の予定期間に入った。
何時発射するだろうか？
昼頃に親の家で食事の後片付けをしていたら、テレビにニュース速報が入った。
「ミサイル発射か？」と思ったら、京都で車が歩行者をはねて何人も死傷者が出ているというものだった。
一瞬、数年前の秋葉原の無差別殺人を思い浮かべたのだが、夜のニュースではどうもそういうものではなさそうである。
ここ数日急に気温が上がって、神田川沿いの桜は一挙に満開を過ぎて葉桜になってきた。
昨日の昼が一番花が多かったようで、夕方から夜の雨でかなり散ってしまった。
それでも今日は花吹雪が一番多いようで、左の写真の左下には池があって水が溜まっているのだが、表面は全部桜の花びらで覆われている。
右の写真はちょっと見難いが、風が吹くとスゴイ花吹雪になって、お弁当を食べている人達から歓声が上がる。
□2012/04/08（日）：桜満開
神田川沿いを歩くと桜が満開の感じである（左の写真）。
ほんとうの満開はかなり散りだした頃らしいので、まだ数日先なのだろう。
親の話では昨夜は土曜日の夜だけあって、深夜まで花見客がワサワサ騒いでいたらしい。
今日は母親が皇居の桜を見たいというので、千鳥ヶ淵に行った。
ボート乗り場はすごい混雑で、ナント２時間待ちだそうである。（右の写真）
なんだかニュースでは、北朝鮮の衛星打ち上げをドタバタ放送している。
私の感覚ではなんだか騒ぎすぎで、ギャーギャー言っても止めないのは判っているンだから、追尾と迎撃の練習だけやって、あとは黙って衛星やロケットの回収をやれば良いだけじゃないかと思うのである。
そんなことより原油の価格とか、イランの情勢とか、原発再稼動の方がよっぽど重要だと思うのだが、どうもこういうニュースは視聴率が稼げないのかもしれない。
□2012/04/04（水）：低気圧
月曜日は天気が良くて穏かだったのだが、帰宅して天気予報を見ているとそうとう荒れるという予報が出ていた。
そんなもんかナ〜と、思っていたら昨日は予報どおり午後からだんだん風が強くなった。
夕方からは首都圏の電車もだんだん止まってしまい、すごい状態になった。
雨も強かったのだが、これまた予報どおり20：30くらいになったら雨も止み、星が見えるようになった。
風は相変わらず強く、早稲田通りを歩いていたら工事現場のラバコンやら集積所にあったゴミの袋が車道を右往左往している。
乗用車などは蛇行運転をして避けていたりするが、私もそんなのにぶつかったらおっかないので逃げる。
そして今日は若干の風は残っているものの良い天気になり、神田川沿いの桜もいっせいに咲き出した。
今日はまだそれほど見物人は多くないのだが、明日あたりからお昼に弁当を食べに来る人達とか、ちょっと早いお花見の連中が出てくるだろう。
□2012/04/02（月）：浜離宮庭園
ボケた母親は自宅の近所でさえ道に迷ってしまい、警察のやっかいになってしまうようになったのだが、かといって家から出るなというわけにもいかない。
色々話をしているとやはり気晴らしがしたいようなのである。
確かに３月の初めに箱根には連れて行ったのだが、それ以来何処にも行っていない。
そこで今日は天気も良くなったので、久しぶりに浜離宮庭園に連れて行った。
ここは以前から定期的に行っており、銀座にも近くて母親が若い頃に働いていた所にも寄れるのである。
浜離宮は現在菜の花が真っ盛りで、梅がだいたい最後の方である。
桜がこれからといった感じである。
私の母親は８０をとおに過ぎているが、♪菜のは〜な畑に・・・・といった中に入ってしまうと、たちまち少女時代の気分になってしまうらしく、「写真撮って、写真撮って」と、周りにいる小学生と同じになってしまう。
帰りに新橋の駅までゆっくりと歩いたが、途中の汐留のビルから新入社員の群れがぞくぞくと出てきた。
そういえば今日は初出社の日なのである。
おそらく入社式と社内見学、自己紹介と各種の手続きくらいで一日が終わってホッとしているのだろう。
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