ここが入り口で、「中野長者橋」という入り口から入ることになる。 正面遠くには、排気塔の巨大な煙突が２本見える。
	これが外回り（池袋方面行き）車道の入り口で、思ったより狭く、車で走ったらそうとう狭く感じるだろう。
	それほど急な下りではないが、歩いているとどんどん地下へ下がって行く。 車ならアッという間なのだろうが、歩くとかなりの距離を感じる。
	ここが料金所で、おそらく右側がETC専用なのだろう。 最近はETCの料金も安くなったし、夜間割引とかイロイロな特典が多いので、私もETCを付けようかという気になっているのだが・・・・・
	料金所を過ぎると急激に暗くなるので、照明が入っているが、外から入った私達にはかなり暗く感じる。
	ナトリウムランプの黄色い光と、蛍光燈の白い光が混ざった照明は比較的見やすい。 しかし、毎度の事ながら、首都高は右側からの合流なので嫌な感じである。
	合流車線の所に受付があり、招待券を見せると色々なパンフレットをくれる。 首都高速の卓上カレンダーはシンプルでなかなかよろしい。
	合流車線から来た方向を写したもの。 私達は左の明るくなっている所から入って来たのである。 歩く人達は、ずっと東中野方面へ行き、Ｕターンして戻って来て、この写真の右の本線を甲州街道方面へ行くのである。
	合流車線から先の写真。 加速車線は比較的長いので、合流そのものは楽そうである。
	合流地点を過ぎるとすぐに照明は暗くなるし、色も変わる。
	掲示板には「ようこそ」と出ている。 掲示板と信号機は近くで見ると巨大である。 通常の信号機も地面に降ろしたところを見ると大きいのだが、高速道路用の信号機はさらに大きくてすごい。
	照明が暗くなった先を歩く。 地下を歩くのは距離感が無いので、どのくらい歩いたのかサッパリ判らない。
	ここからシールド工法になって、トンネルの断面が円形になる。 こういう光景を見ると、私の年代に近い人達からは「タイムトンネルみたいだね〜」と言う声が聞こえる。 確かに、「タイムトンネル」とか、「禁断の惑星」のシーンのようなＳＦ的な景観である。
	途中で警備をしている係員に頼んで、非常扉を開けて中を見せてもらう。 断られるかと思ったが、なかなかサービスがよろしい。
	私達が非常扉から出たり入ったりしていると、たちまち見物人が集まってくる。
	これが地上へ出る非常階段で、地上までは20ｍ以上あるそうだから、４〜５階分の高さだろう。
	私の友人が試しているのが非常電話で、私も非常電話に触ったのは初めてだった。
	消化用のホースも引き出して見せてもらう。 思ったより軽く持てるのだが、水を出したらそうとうな重量がかかるのだろう。 操作は比較的簡単だが、地下で火災が起きている最中に冷静に対処出来るだろうか？
	ここが折り返し地点で、おそらく大久保通と交差する「宮下交差点」の地下である。 小さい画面だと見にくいが、Ｓ時カーブをしており、トンネルがクネッている。 カーブはそうとうなバンクがついており、車で走ると水平に感じるのだろうが、歩くと相当傾いている。
	折り返してずっと戻り、入って来た中野長者橋を過ぎた先で、工事車両の展示場を作ってある。 こういう特殊車両は子供に大人気で、皆は柵を乗り越えて運転席に乗せてもらったりしている。
	黄色のバイクと、通常の白バイがあって、イイ歳をしたオッサンが白バイに跨って大喜びである。
	これは高速隊のＲＸ−８である。 マツダは今でもロータリーを作っているのだろうか？
	かなり歩いて、出口はもう甲州街道である。 首都高速の高架へ繋がる道から地上に上がる。
	この連絡路も、高速道路としては狭い感じである。
	本来の道はこのまま高架になって行くが、私達は緊急車両用の出口から一般道へ出る。
	京王線の初台駅の近くで、「東京オペラシティ」のところへ出る。

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