支援船の「よこすか」というのは1990年に竣工した105mの船で、4500トンほどだそうである。 後部の甲板には特徴的なクレーンが多数ある。 |
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「しんかい6500」を吊り下げる部分はゴチャゴチャしていて離れているとよく判らないが、デカイ分度器が付いていて角度が判るようになっている。 | |
船自体は105mしかないが、小さいという感じではない。 幅は16mで、外洋に出ればかなり揺れそうである。 定員は60名(しんかい6500の要因を含む)だそうで、かなり少人数に感じる。 |
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客船ではないので、通路は外周も船内もたいへん狭い。 | |
操舵室から見る海は何時も広く感じる。 今日は天気も良く、気温もそれほど高くないので快適である。 |
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操舵室は見学者でごったがえしており、たいへんな騒ぎである。 機械の配置は、いくつか見学した船はだいたい同じ配置になっている。 |
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後部の甲板へ行くと、だんだん大掛かりなウインチなどが出てくる。 | |
本命の「しんかい6500」 全長9.5m、全幅2.7m、高さ3.2m 思ったより小さく感じる。 |
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全員が興味を持つ深海用の窓 アクリル樹脂で円錐形をしており、大きい外形が41.4cm、小さい径が12cm、厚さがナント13.8cmもある。 覗いてみるとビックリするほど透明度が高い。 考えてみれば光ファイバーをアクリルで作るほどなのだから、透明度が高いものがあって不思議ではないのだが、それにしても驚く。 |
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人の入る球は内部の直径が2mのチタンで出来ており、3箇所の窓がある。 機械が入って3人も入ればかなり狭く感じるだろう。 |
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マジックハンドやらカメらやら、なにやらゴチャゴチャしていて難しい。 | |
横を開けて中が見えるようにしておいてくれる。 近くに立っていた若い小柄な兄ちゃんに聞くと色々説明してくれる。 聞くと、これに乗っているパイロット(と言うそうである)で、どおりで詳しいわけである。 茶色の箱は浮力を得るもので、空気の入った微小のガラス玉を合成樹脂で固めた物だそうである。 上の方にはこれが詰まっているそうである。 |
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上部構造も見たいのだが、そうはいかない。 | |
スクリューはスキュードではなく、通常のプロペラのようである。 飛行機と同じような大きな尾翼があり、3次元の運動をするのだと実感する。 |
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後部の甲板に出て、船長さんにクレーンの説明を聞く。 明朝にはまた出航するそうで、「私達がとっとと帰れば、出航準備に取り掛かれるのにって思ってるでしょう?」と聞くと、ワッハッハと笑って「そこまでは思ってませんけど・・・・」と、当たらずとも遠からずといった雰囲気だった。 |
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これが「しんかい6500」をクレーンで吊り下げる部品。 二本の太いロープで持ち上げるが、そのウインチ本体は母船の船体にあるデカイものである。 海面に下ろすときより回収する時の方がよほど難しいそうである。 振り子のように振動を始めると大変らしい。 |
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下船すると、深海の圧力を実験している。 圧力をかけていくと、カップラーメンの容器がどんどん小さくなっていくのを見てどよめきが起こる。 |